検索

取り付けに注意!壁や天井の<下地>のおはなし

かんたんDIY

ご覧いただきありがとうございます。
大阪の整理収納アドバイザー、はやしあきです。

最近は
壁にとりつける素敵な棚が
販売されていたり
DIYの素敵な棚を見かけたりして
やってみたくなりますね~。

また、梅雨時なので
天井から吊り下げる物干しを
自分で設置したいんだけど
大丈夫かな?と
ご相談いただいたりもします。

壁や天井に
自分で設置する場合の注意点を
まとめました。

たいていの場合は
このようになっていると思いますが
例外もあるかと思いますので
ご了承ください。

まずは分譲か賃貸か

賃貸住宅だと
ほとんど穴があけられませんよね…。
LABRICOなどを使えば、
穴をあけることなく壁に棚を設置できます。

分譲マンションの場合も、
コンクリート部分には
構造や管理規約において
穴をあけてはいけない場合も多いので
注意してください。

どこでも取り付けられる?

最近の住宅ではたいてい
天井や壁のクロスの下は
「石こうボード」です。
※ベニヤ板や砂壁など違う場合もあります

この「石こうボード」
やわらかくてもろく
ビスが効かないので
取り付けても固定できません。

ではどうやって取り付ける?

1.石こうボード用のアンカーを使う
2.下地に取り付ける
の2パターンあります。

1.石こうボード用のアンカーを使う

「かべロック」という商品など
石こうボードへ
しっかり食い込むようにできている
アンカーが販売されています。


画像お借りしました

メリットは
これを使えば
手軽に好きな場所に
取り付けることができます。

デメリットとしては
比較的軽いものだと大丈夫ですが
あまり重いものには耐えられないこと。

壁に小さめの棚を取り付ける程度なら大丈夫ですが
このアンカーで
天井に物干しを設置したり
地震対策の壁への家具固定はやめましょう。

2.下地に取り付ける

石こうボードのさらに内側の
下地にビスで止めればしっかり止まります。

石こうボードはたいてい
・木で組まれた下地
・軽量鉄骨で組まれた下地
・コンクリート
にとめられています。

以下はイメージ図です。
※この通りというわけではありません!

<木や軽量鉄骨で組まれた下地(壁)>

<木や軽量鉄骨で組まれた下地(天井)>

<コンクリート>

このうち
素人が気軽に止められるのは
木の下地だけかなと私は思います。

軽量鉄骨の下地に止めるなら
軽天ビスでとまりますが
コツが必要なため
詳しい方や業者さんに
お願いするほうがいいと思います。

コンクリートには
コンクリート用アンカーなどがありますが
構造や管理規約上
穴をあけてはいけないことも多いので
自分で取り付けることは
あまりお勧めしません。

下地にとめるメリットは
しっかりととまること。
デメリットは
手間もかかり
好きなところにはとめられないことです。

うちはどの種類の下地なの?

一戸建て住宅の場合は
木造なら木の下地
そうでない場合は
軽量鉄骨の下地が多いと思います。

マンションの場合は何種類かあり
【外に面する壁】
コンクリートの内部に木か軽量鉄骨の下地
断熱材も入っている
【お隣との間の壁】
コンクリート
または下地あり
【自分の家の中の部屋の仕切り】
軽量鉄骨か木の下地あり

下地が木なのか軽量鉄骨なのかは
ユニットバスの点検口があれば
そこからのぞくとわかる場合もあります。

下地の探し方

手でたたくと
ある程度下地のある場所はわかります。
でもハッキリここ!という
確信がもてません。
実際になにか取り付けるなら
位置の確定は重要です。

ホームセンターなどで
下地探しが販売されています。

右がセンサー式のタイプ
シンワ測定 下地センサー Super
左が針で刺してみるタイプ。
シンワ測定 下地探し どこ太 Smart マグネット付 35mm

センサー式のタイプは
下地があるところは
センサーが感知して
だいたいの場所がわかります。

針で刺すほうは
実際に壁を針で刺して確認するので
確実にわかります。
しかし小さいとはいえ
穴があいてしまいます。

スコッと抜けたら石こうボードのみ
ある程度入った後、入らなくなったら下地ありです。
下地がある場合、
少し刺さって抜けにくければ木の下地
スコッと抜ければ軽量鉄骨の下地かコンクリートです。

この商品はマグネットがついていて
ビスのある場所はピタッとくっつきます。
石こうボードは下地にビスでとめてあるので
下地の場所の確認にもなります。

センサー式で探して

針で刺すタイプで確認する
と穴が最小限で済み、確実にわかります。

まとめ

◆比較的軽いものであれば石こうボード用アンカーを使用する
◆重さのあるものは下地にビス止めする
<下地にとめる場合>
木の下地なら、下地探しを利用して下地にとめる
そのほかの下地なら、業者さんや詳しい方に相談したほうがいい

慣れないうちは
簡単に!とはいきませんが
思ったところに思ったものを
取り付けできるといいですね。

 


まずは苦手を知るところから。お気軽にどうぞ!

 

 

 

■お片付けサポート

■オーダー収納・リノベーション
■インテリアコーディネート

■スマホフォトレッスン
スマホでオシャレ写真を撮るコツをお伝えします
■HACCP 改善整理コンサルタント講座
整理収納アドバイザー向け 飲食店の整理収納講座

 

■無料メールマガジン【楽しい暮らしnote】
片付け、インテリアが楽しくなるヒントを毎週月曜日にお送りしています
■お問い合わせ

関連記事一覧

Copyrighted Image