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フィンランド・ヘルシンキ旅行記②
デザインウィーク2024+Habitare2024編

インテリア

2024年9月、友人とフィンランドのヘルシンキへ旅をしました。

目的は大きく2つ。
■ヘルシンキデザインウィーク2024とハビターレ2024に参加すること
■アアルト建築を訪れること

友人も私もインテリア関連の仕事をしているので、インテリアを楽しむ旅となりました!

あわせてショッピングやサウナ、食事も満喫。
1日はフェリーでエストニアにも立ち寄りました。

 

この記事を読むと分かること

  • ヘルシンキデザインウィーク2024の概要と雰囲気
  • デザインマーケットやメイン会場、ショールームの様子
  • インテリア見本市「Habitare2024」の概要と雰囲気
  • デザインウィークとHabitare参加の事前準備や注意点


フィンランドは今回が初めて。
デザインウィークに参加したいものの、事前には詳細があまり分からず…。
そこで先輩旅行者の情報をブログやnoteなどで参考にさせていただきました。
私の経験も、これから行く方のヒントになればと思いブログに残しておきます。(訪問からもう1年ですが…!)



行程(インテリア関連のみ抜粋)

  • 2日目 デザインマーケット
  • 5日目 インテリアショールーム巡り、デザインウィークメイン会場
  • 6日目 Habitare

      

ヘルシンキデザインウィーク2024

北欧最大のデザインと建築の祭典で、市内各所で開催されます。

3つのメイン会場と各ショールームで、展示会やワークショップ、セミナー、ファッションショーなど、100を超えるイベントが開催されました。

2024年のテーマは「Underneath」
「表面的なデザインにとどまらず、もっと深く掘り下げること」と私は解釈しました。

  


デザインマーケット

会場はケーブルファクトリー。デザインウィークがスタートする週末2日間のみの開催です。
私たちはヘルシンキ到着日にさっそく訪問しました。

上の写真では人が少なく見えますが、実際はとってもにぎわっていました。
ファッション・服飾小物・家具・インテリアのショップが並び、1点物やヴィンテージ、過去シーズン品など掘り出し物もありました。

パンツがおしゃれなおじさんのハンドメイド家具
木のじゃらじゃらはなんとコンセント!


インテリア関連は思ったよりも少なくて、ファッションの比率が高めだったように思います。
お店の方々が気さくに声をかけてくださり、翻訳アプリを使いながら楽しい交流ができました。
   

メイン会場

2024年のメイン会場はPaasivuorenkatu3。
入口にはマリメッコのファブリックが大きく飾られ、テンションが上がります!

会場内ではディスカッションプログラムが行われ、バーで飲みながら耳を傾ける人も。

専門家だけでなく、ベビーカーを押す家族や学生っぽい人など幅広い層が参加していて、オープンな雰囲気が印象的でした。

  

ショールーム巡り

市内の各ショールームでも特別展示やイベントが開催されます。

公式サイトには地図がなかったため、訪れたいショールームを自分でGoogleマップにピン留めして回りました。(※すべてのショールームを網羅しているわけではありません)

▶︎ Googleマップ・インテリアショールームリスト

FINARTEとFASETTIの色使い、artekの2nd Cycleの取り組みが特に印象的でした。

FINARTE
Carl Hansen & Son
aarikka
artek
FASETTI
FINARTE
Carl Hansen & Son
aarikka
artek
FASETTI

   

Habitare2024

Habitareは、日本でいうところの東京ビッグサイトでのインテリア見本市のようなイベントでした。
2024年のテーマは「Layers」
家、空間、物が重なり合う“生活感”に焦点を当てているそうです。

このイベントはチケットが必要で、事前にHabitareのサイトで購入していきました。

会場は Messukeskusで最寄り駅はPasila駅。ヘルシンキ中央駅から鉄道で1駅、約4分です。
最寄駅からは5分ほど歩き、工事中のところや坂道もありました。
ヘルシンキ中央駅から会場までトラムでも行けるようです。

Pasila駅

私たちが訪れたのは帰国日当日。
スーツケースを持っての移動のため、Pasila駅でコインロッカーを探すもなかなか見つからず、やっと見つけたと思ったら使い方がよくわからなくて扉を開けられないアクシデント!
しょうがないので会場までスーツケースを持っての移動になり、少し苦労しました。
会場のクロークで荷物を預かってもらうことができてとても助かりました。

会場はまわりきれないほどの出展数!日本からの出展もみられました。

    
    

使いやすそうでかつデザインも素敵なシステム収納も発見。
ぜひ日本に輸入して使いたいね!と友人と盛り上がりました。

一般来場者も多く、子ども向けコーナーもあって楽しそう!
専門家だけでなく生活者が楽しんでいるのがフィンランドらしいと感じました。

   



デザインウィークとHabitareに共通して感じたのは、デザインが特別な人だけのものではなく身近にあるということ。

フィンランドでは子どものころからデザインに触れる環境があり、自分らしい暮らし方を考えるきっかけが多いのではないかと感じました。

2025年で20周年を迎えるヘルシンキデザインウィーク。ますます盛り上がりそうで、ぜひまた訪れたいイベントです。

これから行かれる方の参考になればうれしいです。

※2024年9月時点の情報です

   

       

まとめ(デザインウィーク2024+Habitare2024編)

  • ヘルシンキデザインウィーク、Habitareともにオープンな雰囲気
  • デザインマーケットはお買い物も交流も楽しい
  • ショールーム巡りは場所やルートを確認しておくとよい
  • Habitareにスーツケース持参で行く場合、預ける場所や預け方に注意

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