フィンランド・ヘルシンキ旅行記①
旅の計画&準備編(航空券・ホテル・SIMなど)

2024年9月、友人とフィンランドのヘルシンキへ旅をしました。
目的は大きく2つ。
■ヘルシンキデザインウィーク2024とハビターレ2024に参加すること
■アアルト建築を訪れること
友人も私もインテリア関連の仕事をしているので、インテリアを楽しむ旅となりました!
あわせてショッピングやサウナ、食事も満喫。
1日はフェリーでエストニアにも立ち寄りました。
この記事を読むと分かること
- 行程
- 航空券とホテル
- スマホ回線・支払い・交通手段など、現地で役立つ準備情報
- 見学やレストランなど、事前予約が必要なスポット
- 気候に合わせた服装や荷物のポイント
フィンランドは今回が初めて。
デザインウィークに参加したいものの、事前には詳細があまり分からず…。
そこで先輩旅行者の情報をブログやnoteなどで参考にさせていただきました。
私の経験も、これから行く方のヒントになればと思いブログに残しておきます。(訪問からもうすぐ1年ですが…!)
フィンランド・ヘルシンキ旅行記は全7回で、1回目は【行程・準備編】です。
行程
- 1日目 夜、日本発
- 2日目 早朝ヘルシンキ着。デザインマーケット、教会、書店、デパート
- 3日目 タリン(エストニア)、図書館
- 4日目 マリメッコ本社、イッタラアラビアデザインセンター、アアルトスタジオ、サウナ
- 5日目 アアルト自邸、マーケット、美術館、インテリアショールーム巡り、デザインウィークメイン会場、Savoyでディナー
- 6日目 スーパーマーケット、Habitare 夕方ヘルシンキ発
- 7日目 昼頃、日本着
航空券とホテル

航空券とホテルは「エアトリ」でセット予約。航空会社はフィンエアーを利用しました。
行きは夜に日本を出発し、早朝にヘルシンキ着。帰りは夕方発・翌日お昼着で、時差ボケも比較的少なく快適でした。
フィンエアーのエコノミークラスはいくつか種類があり、私たちは「Economy Saver」。
座席指定は有料でしたが、夜便で寝る予定だったので指定せず。結果的には友人と隣同士にしてもらえました。
ホテルはScandic Grand Central Helsinki。ヘルシンキ中央駅に隣接し、移動に便利な立地です。
ヘルシンキ駅舎と同じくエリエル・サーリネン設計で、共用部には美しいアール・ヌーヴォー様式が残っています。もとはフィンランド国鉄の本社で、2021年にホテルとしてリノベーションされたばかりです。
朝食のビュッフェがとても美味しくおすすめ! 小さなサウナもありました。
早朝到着でも前泊扱いの予約になっており、到着後すぐに部屋に荷物を置いて着替えや朝食を済ませてから観光に出かけられたのも便利でした。
スマホの回線
esimは種類が多く迷いましたが、私は「ubigi」を利用。
スカンジナビア+バルト10GB(30日間)のプランで、たしか2,000円弱でした。
事前に登録・購入しておき、空港到着後に設定を変更。少しドキドキしましたが問題なく使え、LINEやメールも快適に使えました。電話での通話は不可とのことです。
支払い
「公共トイレでコインが必要」と聞いていたので1万円だけ両替しました。
実際に必要だったのは教会のトイレ1回だけ。扉にコインを入れて開ける仕組みでした。
それ以外はキャッシュレス。小さなお店でもカードOK。チップの習慣もほぼないそうです。
両替していかなくても問題なかったかもしれません。
紙幣は使い切って帰国できました。コインは残っています。
クレジットカードはVISA、Masterはどこでも使えますが、JCBは使えない店舗も多いそうです。
交通

バス、トラム、電車、地下鉄、どれも滞在中に頻繁に利用しました。
現地ではアプリが主流のようですが、私は使わず。(よくわからなかったため)
空港駅の券売機で、区分【ABC】の「Day Ticket」という紙製のカードを購入しました。
これを利用して空港からヘルシンキ中央駅へ電車で向かいました。
その他バス、トラム、地下鉄、スオメンリンナ行きのフェリーにも乗れ、1〜13日の間利用可能。(乗ってから24時間ごとに1日とカウントされるようです。)乗れば乗るほどお得になるシステムです。
※現在は券売機が撤去され、キオスクで販売されているとの情報あり
このカードは、バスは乗るときには運転手さんに声をかけられて提示しました。
その他のトラム、電車、地下鉄は持っているだけ。ときおり抜き打ち検査があるとのことです。
事前予約したもの
- アアルト自邸・スタジオアアルトのガイドツアー(英語)
- Habitareのチケット
- Savoy(アアルト夫妻設計のレストラン)
- タリン行きフェリー(ダイレクトフェリーズ)※予約サイトは日本語表記
現地で追加予約したものとして
- タリン(エストニア)のレストラン「Rataskaevu16」
- サウナ「Löyly」
Löylyは直前だと夜遅い時間しか空いておらずでした。人気なので希望の時間があれば早めの予約がおすすめです。
デザインウィークは今回は予約不要のところしか行っていませんが、ワークショップなどは要予約のものもありました。
デザインウィーク2024

メイン会場やデザインマーケットのほか、各インテリアショップやショールームでも開催されます。
公式サイトには地図がなかったので、行きたいショールームをGoogleマップにピン留めして回りました。
参考にリンクを貼っておきます。(※すべてのショールームを網羅しているわけではありません)
荷造り・服装
フィンエアーはクラスによって荷物の制限が異なるので要確認。
また液体持ち込みは袋や容器に規定あり。
くわしくはフィンエアー公式サイトでご確認ください。
気温は日中は半袖で過ごせる日もあれば、朝晩は冷え込むことも。
半袖か薄手の長袖+はおりもので過ごし、朝晩は念のため薄手ダウンを持っておくという重ね着スタイルがちょうどよかったです。
雨の日もあったので折りたたみ傘も使いました。
その他メモ

- 治安は良く、親切な人が多く過ごしやすい印象。
- 英語表記は多く、まれに日本語表記あり。
- 水は炭酸入りが基本。「Spring Water」がガスなしだそう。最初は間違えて買っちゃいました…。売店では1本400円程度と日本にくらべると高め。スーパーはややリーズナブルでした。
- レストラン、カフェ、どこも食事は美味しい! スーパーではお寿司もよく見かけました。次回はぜひ食べてみたいです。

初めてのヘルシンキ旅は、インテリアと建築を軸にしつつ、サウナや食も満喫できて大満足でした。
これから行かれる方の参考になればうれしいです。
※2024年9月時点の情報です
まとめ(行程・準備編)
- 飛行機は深夜便がおすすめ
- スマホはesim利用が便利(私はubigiを使用)
- 支払いは基本キャッシュレス。コインはトイレ用に少しあるとより安心
- 市内交通はDayTicketが便利
- アアルト建築は事前予約必須
- 治安は良好、食事はどこも美味しい!
- 服装は重ね着がおすすめ、薄手ダウンがあると安心