整理収納の順番を「逆」にしてみよう
整理収納するとき、どんな順番で行ってますか?
物を出して
↓
要・不要を判断して(=整理)
↓
いるものをうまいこと収納して(=収納)
↓
キレイをキープ
という感じではないでしょうか。
まずは整理が必要、という考え方は浸透してきたように思います。
整理収納はもちろんこの流れなんですが、
この手順で行っておられる方でも
「なんか収納がうまく使えていない気がする…」
というご相談も結構多いのです。
見た目もスッキリ、
使い勝手も悪くなさそう。
見た感じでは、なぜ悩んでいるかわからない感じです。
そんなときは、
整理収納の順番を逆にしてみると
解決のヒントが得られることも!
● このページの内容 ●
整理収納の順番を「逆」にするって?
順番を逆にするとは、
収納したいものがある→収納方法を考える→収納の完成
という順序を逆にして
収納の完成形を決める→収納方法を考える→収納する物の数・量を場所に合わせる
という順番で行うのです。
ゴールを最初に決めるので
納得のいく収納に近づくことができるのではないでしょうか。
具体的な進め方
どうやって逆に考えるかというと…
①収納の完成形を決める
その収納付近で行う行為と使うものを考え、そこに何を収納するか決めます。
例えば…
子どもが過ごすリビング横の和室に「おもちゃ」「子どもの着替え」
家の中心にある廊下収納に「日用品ストック」「工具」
など
「家族みんながわかりやすくする」
「収納用品を揃えて見た目も美しく」
など、目標があれば一緒に決めます。
②収納方法を考える
収納したいものが決まったら、必要な収納用品を考えます。
例えば…
和室に「おもちゃ」→「棚と収納ボックス」
和室に「子どもの着替え」→「押入れ用引き出し」
廊下収納に「日用品ストック」「工具」→「整理カゴ」、収納用品なしでそのまま
など
収納したいもの・場所の同様の収納用品や収納方法について
ネットや本を参考にするのもいいと思います。
③収納する物の数・量を場所に合わせる
実際に収納してみて、そこに入りきらなければどうするか?
そこに置きたい優先順位をつけます。
入らない優先順位の低い種類のものがあれば、離れた別の場所に収納することを考えます。
同じ種類で量が多いなら、入らないものは手放すという選択肢もあります。
例えば…
「子どもの着替え」→そのシーズンの服以外は子ども部屋へ、または多すぎるなら一部譲ったり売ったり
「おもちゃ」→2軍は子ども部屋へ
「日用品ストック」→浴室で使うものは洗面室へ、またはストック量を調整する
など
この手順で進めれば、自分が決めたゴールに近づけそうな気がしませんか?
迷路を逆からたどるイメージで
迷路って、スタートするとたくさん道があり、
どの道に進むか迷います。
そしてとりあえずこっちの道にすすんでみたものの
合ってるのかなあと思うことも。
ゴールから逆走すると、
その1歩手前、さらに1歩手前の道の選択は
こっちだと見えてきます。
整理収納についても同じ。
その1歩手前、さらに1歩手前の選択は
こうするべきだとヒントが見つかるかもしれません。
どうも整理収納がうまくいかないなと思うときは
収納の完成形を決める→収納方法を考える→収納する物の数・量を場所に合わせる
というふうに、
逆走・逆算するイメージでやってみると
うまくいくかもしれません!
大阪の整理収納アドバイザー、はやしあきでした。
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