収納用品の選び方って難しい
● このページの内容 ●
収納用品を買う前に
「むやみに収納用品を買ってはいけません」という言葉、目にしたことありませんか?
わたしもお片付けの講座で、整理と収納の順番のお話をして「ものを整理する前に収納用品を買わないほうがいいです」とお伝えします。
すると「あ~、わたし買ってる…」と言われる方も結構いらっしゃいます。
以前のわたしもそうでした。
片付けるとなると、まず収納用品を買いたくなるのですよね…。
買いたくなるのってどんな時?
収納用品を買いたくなるのって、
「この収納用品は、これを入れるのにピッタリ」
とか、
「引き出しはこのケースで区切ってます♪」
とか、
「ケースを並べるとこんなに美しく!」
とか。
そういう記事を見ると、同じことをすると片付く気がして自分もやってみたくなり、買ってしまいませんか。
でも
ものを整理したらそんなにたくさん要らなかった、
自分の家には合わなかった、
収納方法が自分には合わなかった、
で、無駄になるかも…
ということで
「収納用品はむやみに買ってはいけない」
のです。
無駄にしない3つのポイントは
・収納の前に、ものを厳選すること
・寸法はきちんとはかること
・使い勝手がいいか考えること
なんですが、
この3つができる人はすでに片付け上手な人だと思うのです。
これがうまくできないから、悩んで収納用品を買いたくなっている気がします。
収納用品が無駄になっても得られることもあります
わたしも先日、いくつか収納用品を手放しました。
どれも以前は使っていたものです。
ものを厳選していくとともに、不要になりました。
また別のところで使うかもしれないと思って置いていたのですが、1年ほど出番がないので処分しました。
確かに、無駄にはなりました。
でも、これを買ったおかげで、片付けようというやる気が生まれました。
そしてものを厳選していれば収納用品は無駄になるという経験ができ、簡単に収納用品を買わなくなりました。
そのやる気も、経験も、私には必要なことでした。
子どものお片付けも経験から
小学生の息子たちには、それぞれ専用のスペースを作り、どんな仕組みにするかをまずは自分で考えてもらい、やってみるようにしています。
「それは片付けにくいやろ~」と思っても、本人が経験しないとなかなか腑に落ちないと思うのです。
それは大人でも同じです。
成功も失敗も経験することで、うまくなっていくと思うのです。
むやみに収納用品を買うと無駄になる。
それも経験すると実感できます。
ただ、大人は管理する物も多くて忙しい。
使えるお金も限られています。
他にすることも考えることもたくさんあります。
ですから、
自分で片付けられるようになりたいなら、なるべく失敗しないよう知識を得たうえで、成功も失敗もいろいろ経験するといいと思います。
またできるだけ失敗なく家を片付く仕組みに変えたいなら、プロに仕組みを作ってもらってもいいと思います。
どうしても買いたいなら、経験だと割り切ろう
一番よくないなと思うのが
「よく考えずに収納用品を買っちゃダメだから」と収納用品を買わずに、でもどうしていいかわからずに、そこで片付けの手が止まってしまうこと。
また、収納用品を買ったのにイマイチ片付かなくて「やっぱり私は片付けられない」と落ち込むこと。
「失敗するかもしれないけれど、経験のために」と買ってみて、うまくいけば良し、失敗すれば自分を責めるのではなく何が良くなかったのかを考えて、いい経験にしていくといいと思います!
むやみに収納用品を買うことをおすすめするわけではありませんが、このような進め方が合う方もいらっしゃると思います。
大阪の整理収納アドバイザー、はやしあきでした。
■スマホフォトレッスン
スマホでオシャレ写真を撮るコツをお伝えします
■HACCP 改善整理コンサルタント講座
整理収納アドバイザー向け 飲食店の整理収納講座
■無料メールマガジン【楽しい暮らしnote】
片付け、インテリアが楽しくなるヒントを毎週月曜日にお送りしています
■お問い合わせ